6年生まで一緒に帰ろうって

ダイアン・M

2015年05月12日 17:38

わりあい静かだった台風6号。午前中、少し遠出して、前島のローソンまで買い物に行った。家に戻るころには、近くの小学校の1年生たちがとぼとぼ歩いてそれぞれの家路についていた。台風で学校が休みになるのは、ほんとにうれしかったけど、小学生になってやっと一カ月の子どもたちには、通学のほうがよかっただろうな。
私が自分のアパートの近くに来たとき、前を歩いていた女の子が大きい声で、先を歩いている男の子を呼んでいた。「あきとくーん、あきとくーん」。少し前に別の女の子が、そしてずっと先に男の子らしき人物が見える。この子が「あきとくん」か。その名を呼び続けていた女の子はさらに大きな声で「6年生までいつも一緒に帰ろうって言ったじゃない。自分から言っておいて、もう約束破るのー」とその子に言う。すごいなー。その男の子の「6年生まで〜」という〝くどき文句〟。まだ小学校生活は始まったばかり。女の子は早くも男の無責任な言葉につらい思いをしたか。明日は一緒に帰れたらいいね。

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