三回忌

2015年02月01日

 なんと長いこと、ブログをなまけていたのだろう。今年からはちゃんとしようと心に決めたにもかかわらず、
はや一ヶ月が経ってしまった。2月から頑張ります。
 
 早いもので、いとこがなくなって今日で2年目。三回忌にあたるが、昨日、一足早く、父と妹と私の三人で線香をあげに名護に行った。
当日は仕事でいけないからと知らせていたので、叔父(父の兄)といとこの娘がお茶とお菓子を準備して待っていてくれた。叔父が父に
「明日が三回忌なので、今日は何も出せないよ」(叔父)、「いやー、うったー(私と妹)があちゃーは仕事だから来れないから一緒に来たよ」(ちち)、「おまえは明日は来ないの。もしかして、もう運転は無理ねー」(叔父)と老兄弟のあいさつがわりのおしゃべりと聞きながら、いとこの家に入った。 
 いとこが亡くなったとき中三だった娘ちゃんは4月からは高校三年生だ。進路や老いた祖父母のことなどいろいろ話をした。いとこが亡くなったときには、年齢よりも幼い感じがしたが、昨日話をしてとてもしっかりしているなと思った。

 帰りに、いとこの妹のEが経営している高齢者の施設をのぞいた。そこにはいとこの叔母がデイサービスで通っている。耳が遠くなった叔母はA4サイズのホワイトボードを持っていて、それに私が今日来た理由を書いた。「明日の三回忌には来れないので」。叔母はそれを見て、胸に手をあて、「はー」と声を出し頭を下げた。話の好きな人なので、おしゃべりしたいことがたくさんあるだろうが、今は話すのもままならず、口を動かし、手を動かし、思いを伝えようとしていた。私たち3人を乗せた車が施設の敷地内を出るまで、入口の戸を少し開けて顔を覗かせて見送っていた。
 



Posted by ダイアン・M at 15:23│Comments(0)
 
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