「挑戦」できることに感謝してー日経、女子向け講座
2009年06月18日
日本経済新聞社が、昨年秋からの沖縄での印刷開始半年を記念しての講座「欲張りオンナの成功術~稼ぎ力の育て方」というのを受講してきた。講師は、マチュアライフ研究所の渋井真帆さん。写真は始まる前に撮ったので、渋井さんは写っていない。場祖はてんぶす館。
渋井さんは、大手銀行に就職したものの、「あなたはここに必要ない」と言われるほどの落ちこぼれで、1年で結婚退社。その後、さまざまなバイトをし、その経験を生かして企業した。
経済に関する講座なので、「実利主義」「現実主義」的な話になるのではと思っていたが、「女性の生き方」に言及するところも多くあり、いい講座だった。
男女雇用機会均等法施行24年がすぎても、やはり、女性はまだ戦力とは見られておらず、親方日の丸は、条件の良い男性と結婚した女性が得をするような社会制度を打ち出している。渋井さんは資本主義社会のしくみに触れながら、ビジネスシーンでの女性のあるべき姿などをアドバイスした。
「自分さがし」「自分らしさ」というのが、80年代以降の女性問題、フェミニズムのテーマであった。しかし、女性はまだ、自分自身の持つ資質に気づかにもがいている。
「どんな環境になっても自分自身満足して生きていける準備をすることが大切」という渋井さん。これまでの「自分が経験したこと、物の考え方はすべて稼ぎ力になる」。つまり、「私」こそが「稼ぎ力」。そして、挑戦する勇気を持つことを強調していた。
渋井さんはパワーのある方で、2時間があっという間にすぎた。「選択、挑戦ができなかった祖母、そのまた上の女性たちのことを考えると、私たちは、さまざまなことに挑戦できる。そのことに感謝して、勇気を持って自分の夢に向かおう」と締めくくった。
日経のためになる読み方も教えてもらった。「何か」をするには、あたりまえのことだが、トータルに「力」をつけなければいけない。
Posted by ダイアン・M at 00:18│Comments(0)
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