le cafe sympa

　先週の土曜日（１２月４日）、高校３年生の時の担任Ｙ先生を囲んでの忘年会があった。メンバーは、そのときのクラスの独身３人娘、ＭにＳに私です。私がフランスから帰ってきて、１年に一回は会っている。

　先生は日本史が専門で、若いころは組合でも頑張っていた熱血漢。いつも話は、そのときどきの社会、政治の情勢、そして最後には私たち３人の「行く末」になる。
　
　先生は退職して早１５年。かつての教え子たちは一般的な「婚期」というのも過ぎているので、なかなか「華燭の宴」での祝辞を述べる機会がないと話す。それならば、来年は私たちの結婚式にでもスピーチしてもらおうということになった。最後はちょっと会話の内容が「セックスアンドザシティ」ウチナー版（全然きわどくはなかったけど）になってしまって、Ｙ先生も「うん、うん、今日は話はこっちの方にもいくなーと思っていたけどね」と覚悟はしていたようだ。

　会の途中でＭが「ねえ、知ってたー。私たちの担任だったころのＹ先生って、今の私たちよりも若かったんだよー」という。３年ぐらい前は「同じ年なんだよー」がいつもまにか越えていたか。なんせ「鬼のＹ」と言われて、ギンギンぎらぎらしていたころです。
こうやって、普通にお話できるのがウソみたい。

　みんなで集まり始めた３年前、Ｙ先生は「昔は僕らが君たちにいろいろ教えたけど、今は成長した君たちからいろいろ聞いて勉強になるよ」と言っていた。あの「鬼のＹ」が殊勝にもそんなことをいうなんてと思ったけど、やっぱり先生にはかないません。先生との新年会の予定も早組んだ。来年もますますお元気で。


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