「木村伊兵衛のパリ」
2012年01月23日
一昨日の土曜日(21日)、胃カメラの検査、結果はあっけないほどに「なんともありません」だった。ピロリ菌もなく、10月に「逆流性食道炎」と言われたが、それもなかった。ものすごくほっとした。しかし、胃の不快感はどこからなんだろう。よくストレスは胃にくるというが、私は人に言えない悩みを持っていてそれで悶々としているので、胃にきているのだろうか。とにかくよかった。ご心配かけてすみません。
昨日(22日)、朝早く起きて、といっても9時だが、新聞のテレビ欄を見ると、NHKEチャンネルの「日曜美術館」で木村伊兵衛のパリとあったので、すぐ実家、妹、おばに電話を入れて「見てよ~」と教える。私たち家族は、旅行した国、特にフランスがテレビで放映されるのがわかると、すぐにお互いに電話をする。画面を見ながら懐かしみ、そしてまた「行こう」と心に誓うのだ。
で、伊兵衛のパリだ。1954、55年に、カラーフィルムが出現、その「試験」も兼ねて、フィルム会社からパリに「派遣」されたらしい。伊兵衛は普通の人たちの日常を撮る写真家だ。58年前のパリも、撮総天然色で、画面からパリジャンたちの声が聞こえてきそうだった。
上の写真は、1954年に撮った「コンコルド広場の夕暮れ」。遠くに見えるエッフェル塔が優雅だ。
下の写真は、パリの北の方、メルニモンタン広場の革命記念日(7月14日)の様子だ。1955年の撮影。広場界隈の人たちが、祭りを楽しんでいる。コンコルドは今もパリの中心地だが、メルニモンタン広場は、大きなマンションが建っていて、写真の風景とは異なっていた。番組のナビゲーターの千住明と緒川たまきが「パリの街って変わらないと思ったけど、変化したところもあるんですね」と驚いていた。
ああいう観光地以外のパリを見ると、胸がキュンとなり行きたくなる。
Posted by ダイアン・M at 00:47│Comments(2)
│私事
この記事へのコメント
よかった!食欲ちゃん万歳。
日曜美術館、見逃しました。夜のベン・シャーンには気づいて、録画したのですが。
私も先日、パリのパサージュを巡る番組を観て、パリに行きたくなりました。
日曜美術館、見逃しました。夜のベン・シャーンには気づいて、録画したのですが。
私も先日、パリのパサージュを巡る番組を観て、パリに行きたくなりました。
Posted by yumu at 2012年01月23日 22:22
yumuさん
ありがとうございます。「欲」があるのはいいことですね。「木村伊兵衛のパリ」はおそらく来週あたり再放送されるのではと思います。ほんとに、色鮮やかでした。
ありがとうございます。「欲」があるのはいいことですね。「木村伊兵衛のパリ」はおそらく来週あたり再放送されるのではと思います。ほんとに、色鮮やかでした。
Posted by ダイアン・M at 2012年01月24日 08:21