懐かしの南西航空

2010年04月23日

 昨日(21日)、「琉球フェスティバル」に妹が地謡(ぢかた)として出演するので、那覇市泉崎の琉球新報ホールにそれを聴きに行った。妹は歌・三線をするのである。
 フェスティバルは毎年行われており、「大正琴」「琉球民謡」「古典芸能」「日舞」「洋舞」とそれぞれ日をかえて行われる。

 このての催しは、出演者の家族縁者が多数来るのでいつもいっぱいである。自分の関係者以外が出るまでは舞台を見ずにゆんたく(おしゃべり)に花を咲かせているおばさんたちもいる。

 私は午後7時半ごろ行ったが、それでも半分も終わっていなかった。私が見たのは創作舞踊が多く、雑踊りで私の好きな「加那よー 天川」みたいに、後半にリズミカルなものが多くて、ワンパターンだなと思った。最後に見た比嘉涼子さん振付の「漁火」は歌劇みたいにストーリーがあり、面白かった。比嘉さんは確か若いころから創作舞踊に力を入れていたと思う。さすがに年季の入った内容だった。

 妹は前半に「四つ竹」(この群舞も大好き)、後半に「傘の鳩間節」を演奏した。高らかと声が出てホールいっぱいに響き渡っていた。演目が終わり、司会の方が「女性だけの地謡です。どうぞ大きな拍手を」と客席に呼びかけていた。

 1部と2部の間に休憩があり、ホール内は明るくなった。明るくして見ると、さすがに古さが際立つ。1階席は折りたたみ椅子で、2階は固定の椅子だが、わりにしっかりしていた。休憩なので舞台の緞帳が降りていた。緞帳の下の企業名を見ると「南西航空、日本航空」とあるではないか。久しぶりに「南西航空」という字を見た。「県民の翼」といわれていた飛行機会社ですよ。「SWAL」ともいわれていましたね。私は一回も乗ってないが懐かしいな。今の日本トランスオーシャン航空だ。

 
 懐かしの南西航空



 新報ホールは組合の大会やクリスマスパーティで使用したり、仕事でシンポジウムや講演会なども取材した、私にとって言ってみれば「青春」(きゃー、恥ずかしー)の場所だ。その古さ、昭和の匂いが残る貴重なところで大好きだ。

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Posted by ダイアン・M at 00:13│Comments(0)トピックス
 
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