勘三郎

2012年12月11日

 十八世中村勘三郎関連のニュースが連日放映されている。
 彼の名を初めて聞いたのは。小学校5年生の時(だったと思う)、いや、中学になっていたかな。当時、東京に住んでいた
叔母が夏休みだかに帰ってきて、まあ、歌舞伎の舞台でも見たのだろう、「勘九郎、勘九郎(当時)」と頻繁にこの名前を出していた。ネットもない時代だが、私はどうやって彼を調べたのか、彼の顔を探して「けっこうタイプ」と思ったませたガキだった。
 多くの人が言っているように、これからが円熟期、還暦過ぎの、70代の勘三郎を見たかったなあ。本当に惜しまれた大スター。古典の世界はつらいねえ。2001年、落語の志ん朝も早く逝ったし。
 歌舞伎界は、市川中車(香川照之)、市川猿之助従兄弟が演技力で行くか。その下にスター、海老蔵がいる。そして、勘三郎の息子たち。若き星がたくさんいるが、彼らの目標となる大きな星がいない。今、生きている時代の、これからをもっともっとしょって立つべき人の死は本当に悲しく、残念だ。

 先週末は、ロシア・ソチでのフィギュア、グランプリ・ファイナルと、勘三郎の至芸をテレビで堪能した。


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Posted by ダイアン・M at 22:47│Comments(0)トピックス
 
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