le cafe sympa

　「なでしこＪＡＰＡＮ、世界一」。とってもうれしい。７月１８日は夜中に起きて、前半はほとんど寝て、後半も目をあけるのがつらいーと半分寝ながら試合を聞いていた。延長、アメリカのワンバックが１対１の均衡を破った時に目が覚めた。こんな土壇場で点を取るなんて、う～ん、さすがにスポーツ大国のＤＮＡを受け継いでいる！　と悔しさよりも感心が先にきた。これで、おそらくアメリカ人は勝利を手中にしたと思っただろう。ところがどっこい、我らがなでしこの底力はすごかった。

　ＰＫで勝つのはすごい。この日ははるか南半球で、男子フット「王者」ブラジルがＰＫでやっぱり負けているんですね。
アメリカも一人しか入らず。

　ところで、なでしこのみなさんは、ピッチ上は髪ふりみだして走っているからよくわからないが、試合後の印象では素顔はかわいくて、それにしっかりとした話し方でとても好感が持てる。テレビを見ていて驚いたのは解説をしているなでしこＯＧたちが美人だということ。サッカーを始める女子が多くなるかもしれない。パリに住む友人がアメリカの選手たちは「クール・ビューティ」と言っていたが、ワンバックはきりっとしてかっこよかったな。日本の沢も不思議な魅力があったね。

　男子より一足早く世界一になった女子。報奨金は一人百万円だそうだ。男子に比べるとゼロ一つ少ない。競技人口の差があると思うが、日本に感動と勇気を与えたなでしこにもっと「褒美」を与えてほしい。

　朝のワイドショーで、「国民栄誉賞」の話になり、司会の小倉（フジＴＶ）さんが「また、（首相の）人気取りだ、こんな時にという声もあるだろうけど、世界位一になったんだから、あげてもいいよ」と声を張り上げていた。そうだよ。日本のサッカー史上で初めての世界一なんだから、栄誉賞ものですよ。プラス、これから復興していく日本への大きな起爆剤になったんだから。