ホイットニー・ヒューストン、名唱

2012年02月13日


 1991年1月27日、アメリカのフロリダ州タンバで行われた第25回スーパーボールでのホイットニー・ヒューストンによるアメリカ国歌斉唱です。歴史的パフォーマンスと言われています。「歌姫」という言葉は、空高く響く声の持ち主に与えられる称号ではないでしょうか。この人はぴったりですね。この動画のコメントにも「ほんとにうまい」「アメリカ国民でもないのに鳥肌たっちゃう」など、称賛の言葉が並んでいます。

 1991年は湾岸戦争の真っ最中で、この歌唱がアメリカ国民の愛国心を揺さぶったとありました。また、10年後の2001年、9・11の同時多発テロの時に、この歌声がCDとしてリリースされたそうです。
 
 彼女の歌では映画「ボディーガード」の「オールウェイズ・ラヴ・ユー」も素敵ですね。これでもか、これでもかという歌唱で心に響きます(個人的にはオリジナルを歌ったドリー・バートンの方が好きですが)。

 私の印象では、彼女は歌の上手なお嬢様。芸能界の優等生。歌手になってからその歌声で世界中を魅了しました。なのに、変な男にひっかかって・・・。問題児のボビー・ブラウンだよ。結婚の記事を読んだ時に「優等生はワルにひかれるんだね」と思ったけど。推測ですが、男に「遊び(ヤクとかね)」を教えられて歯止めが効かなくなったという印象です。間違っていたらごめんなさい。

 90年前後のアカデミー賞の授賞式で、映画主題歌賞のプレゼンターとして現れたホイットニーは「なんならノミネート曲、全部歌ってあげましょうか」と自信満々でした。こんな高ピーに言っても「はい、あなたの声で聴きたいです」と思わせてしまうすごさです。
 同じ年だったホイットニー。これから、50の大台になってこれまでの経験を歌でどう表現していくのか、楽しみでしたのにね。天国からあの歌声を聴かせて。

 


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Posted by ダイアン・M at 11:33│Comments(0)今日の音楽
 
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