ウッディ・アレンの映画
2013年02月23日
大好きなウディ・アレンの映画が、立て続けに桜坂劇場で公開されていたので、見てきた。
まずは、「映画と恋とウディ・アレン」。マシンガン・トークのマーティン・スコセッシから始まって、彼の映画のミューズたちのコメントが続く。
ウディの初期のころの映画のヒロインだで、元カノの一人、ダイアン・キートンは、彼に初めてあったとき、「ぜったい付き合わなきゃ」と思ったらしい。「アニー・ホール」「マンハッタン」で、70年代のオッシャレーな都会の恋人を演じ、90年代初めに「マンハッタン殺人ミステリー」で、ちょっと倦怠がかったおもしろ夫婦役をやっていた二人。あれから共演がないなあ、ぜひ、「老いた」現代のカップルを演じてほしいです。
ウッディといえばニューヨークなんだけど(最近はヨーロッパね)、この映画を見ていたら、たまらなくニューヨークに行きたくなった。どこがどうというやけではなく、とにかく、NY,NYだよ。2泊3日でもいい。映画館から帰ってきて、2泊3日のツアーをネットで探したけど、さすがに、きついなあと、現実に戻った私。
続いて、「恋のロンドン狂騒曲」です。お母様役のジェマ・ジョーンズは、イギリスの人気番組「scoops」(日本名MI-5)で、イギリス内務省のスパイ、それもソビエト・ロシアにまだ傾倒している「冷戦時代サイコー」の鉄のような女を演じていた(イギリスのできる女はみんな鉄の女?)。
あのおばさまが、うさんくさい占い師の言葉を信じて、新しい幸せをつかもうとする。このジェマと夫役のアンソニー・ホプキンスが演じた老年カップルは、ウディの「夫たち妻たち」のジュディ・ディビスとシドニー・ポラック演じる夫婦に似ていた。
最後がミステリーじみて、どうなるのかしら~で終わる。ロンドンにもいきたいワ。
ところで映画と言えば、アカデミー賞。明日、あさってには決まるのではないかしら。「レ・ミゼラブル」のヒュー・ジャックマンは素晴らしかった。歌が圧倒的にうまい。彼に主演男優賞を取ってほしい。
Posted by ダイアン・M at 10:14│Comments(0)
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