オリンピック賛歌

2010年03月01日


 
 あっという間だったバンクーバー五輪が終わる。オリンピックの期間中は、いつも頭の中に「オリンピック賛歌」がリフレインされている。動画は、もう16年も前のノルウェー、リレハンメル五輪の閉会式だ。賛歌を歌う人はシスレーというノルウェーの国民的歌手で、この大会のあと、ドミンゴやフランスのシャルル・アズナブールとも共演したという。五輪賛歌は、開催国の国民的な歌手か当地で活躍している歌手、それもオペラ関係が歌うのが多い(バンクーバーもそうだった)。彼女の歌は、天にも届けというように澄んだ声である。

 ところで、オリンピック賛歌は、最初のオリンピックが開かれたギリシア大会(1896年)でも歌われているらしいが、その後、歌詞や楽譜などを紛失。それが見つかったのが50年代で、そのとき東京でIOC総会が開かれていた。その総会で紹介されたが、音楽はピアノ曲だったので、日本の誇る作曲家古関ゆうじがオーケストラ用に編曲した、とインターネット辞典に書いてあった。日本とのかかわりがある歌なのだ。

 賛歌に合わせて、五輪旗が会場を一周していたが、手渡されたのが、98年に開催された長野だ。

 さて、バンクーバー五輪、後半に真央ちゃんの銀、そして、スピードスケートの女子団体が銀メダル。すごい。もっと大きく取り上げてもいいのに、と思うが、津波の影に隠れて2番手のニュースだった。少し残念だ。今回のオリンピックで印象に残ったのは、浅田真央の涙のインタビューかな。高橋大輔の感激の銅メダルもよかった。

 今日、男子カーリングの決勝をテレビで見ていたら、アナウンサーが「男子カーリングの放送は、この決勝が初めてです」。ノルウェー(銀メダル)に映画俳優のようなものすごいイケメンがいた。オーストラリアの俳優、ヒュー・ジャックマンを少し大人しそうにした感じかな。スポーツ番組にはこういう楽しみがあるのです。

 


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Posted by ダイアン・M at 01:37│Comments(0)今日の音楽
 
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